バスケットボールのバボさんの楽しいバスケノート

バスケットボールのバボさんです

アリーナの楽しみ方、MCにまつわるあれこれ

皆さんが思っているほど色々なアリーナにお邪魔しているわけではないんですが、各地色々なカラーを出してアリーナを盛り上げるMCがいます。

逆に印象に残らないMCもいますから、運営としてどういったアリーナづくりを目指すのか?

これを見ようと思ったらアリーナMCを見るのが手っ取り早いわけです。

大雑把に二分化すると、煽り型と空気型に分かれると思います。

空気型は、いかにスムーズに進行するか?と初心者に向けたルール説明などに時間を割く傾向が強く、クセのない進行をするイメージです。逆に言うと印象が残りません。結果的に観客が作り出す空気がアリーナの空気になります。観戦文化が定着したチームや、統率を取る応援団を持つチームはこういったMCが多い印象です。具体的にどこがそうか?というのは分かりにくいですね。何せ空気なので(笑)

煽り型はMCの数だけやり方があるので説明が難しいですが、自分が見た中ではMCの能力を軸に置くタイプと、サウンドチームと連携した盛り上げを得意とするタイプに分かれるかと思います。

前者が青森の小倉さんや信州の三井さんや福島のテディさん、後者が千葉のリスケさんや東京ZのUMEさん、島根のHONSHOWさんになるかと思います。

アウェイ観戦初心者はどうしても違和感や、場合によっては不快感を持ってしまうかもしれません。そういったときは、会場全体がどういう風に楽しんでいるのか観察してみるといいでしょう。その会場の楽しみ方がわかるはずです。

サウンドチームの話が出ましたが、音楽も重要な要素です。選手交代時に流す曲や、チアさんの選曲、ゲーム前やハーフタイムに流れる曲も会場の印象を左右する要素です。

B2だとはっきり二分化されます。スポナビ中継中は洋楽を使えないために起きる現象なのですが、洋楽っぽい邦楽を流すか、懐メロかの両極端になっていると思います。

 

会場の雰囲気づくりとして1番印象に残っているのが昨シーズン行った福島かもしれませんね。

試合前のテディさんのおしゃべり、音楽を聴いていると、さながらラジオの公開収録。これからバスケの試合やるのか?って疑問を持つくらい穏やかなムードなのです。とてもいい経験でした。

 

ここからは話の内容をアスフレに振ります。1番見ているので。

チームUMEを迎えた今シーズンのアスフレは本当に盛り上がっていて楽しいです。

 

あれだけ強烈なキャラクターでがっつり煽れるのには秘訣があるんですよね。開場に合わせて行くとわかるんですが、UMEさん、コートインスペクションの前にアリーナ席を一周してお客さんに挨拶して回ってるんです。こういう気遣いをしているから強烈な煽りが一方通行にならないでうまく行くんだと思います。

確かに、先日の茨城戦game 2 で色々と物議を醸し出した部分がありましたし、正直言葉が足りなかったから誤解する茨城ブースターもいたと思います。けどUMEさんは相手も含めて選手全員をリスペクトしている方ですので。失格でもファールアウトでもそこまでの頑張り、戦う姿に敬意を表したい、盛大な拍手を送りたい、そういう意味だったはずです。

 どちらのタイプのMCが良いか悪いかではなく、どういうホームアリーナを目指して各チームがどんなMCを起用するのか?そういった目で見るとまた違う楽しみ方ができるかもしれません。

まだ見ぬMCに思いを馳せつつ、おやすみなさい。