B1昇格組の現在地
風邪ひいたかと思ったら黄砂の症状でした、バスケットボールのバボさんです。
Bリーグレギュラーシーズンがあと1ヶ月ほどで終わります。
ここからは、B1、B2のチャンピオンシップと降格プレーオフに移行するわけですが…
昨年、圧倒的な力でB2最高勝率、堂々とB1へ昇格を果たした島根スサノオマジック。
その島根をB2ファイナルで圧倒し、B2チャンピオンとして今シーズンのB1を戦う西宮ストークス。
昨季と今季で成績が完全に逆転し、B1の壁の高さを感じてます。
B1昇格決定後の両チームの動きは対称的でした。
新HCを迎え、メンバーを大幅に刷新した島根に対し、主力を残し最小限の補強でまとめた西宮。
両極を行った両者の決断の結果は、表面的に見れば同じものとなっています。
バボさん的に、西宮のベースとなる戦力は、NBLで中位クラスを張っていた時期と変わっていない認識なので、そういう点ではある程度の計算が出来た…、はずだったのですが想像以上に勝てなかった。
(攻撃の鍵を握る道原選手)
(ハードディフェンスとリバウンドで貢献する谷口選手)
B1で過ごす1シーズンとB2のそれとの差が2シーズン目に表れているのかもしれません。
対する島根、蓋を開けないとわからない印象でした。序盤は西相手ならある程度いけそうな印象でしたが、度重なる外国籍選手の入れ替え、主力の怪我など、長い60試合のマラソンレースを戦う上で難しい判断を繰り返すシーズンになってしまったと感じています。
(島根の課題はバックコートの得点力アップだと思ってます。)
そんな両チームの共通点は、温かいブースターだと思います。どんなに苦しくてもチームに寄り添い、背中を押し続けることができる素敵な方が本当に多い。見えない部分でのギクシャクはあるのかもしれませんが、その叱責は愛に溢れ、どこまでもついて行くぞ!という気概には感動しています。
今節、そんな両チームの直接対決。2つとって勢いをつけるのか、このまま沈むのか…。
前季のB2ファイナル、そして苦しんでいる直近の両チームを実際に観ている立場としては少し複雑でもあります。
シーズン終盤に向けて、両者に実りのある試合になることと、けが人の出ないことを祈っています。