素人の素人によるバスケ解説〜シザースする?しない?はチーム次第〜
ご無沙汰しております。バスケットボールのバボさんです。
レブロンが西へ行き、カズンズは破格でGSWへ。
カワイ・レナードはトロントへ。ポコポコ主力が流出しているロケッツ。
忘れてはならない、ユータ・ワタナベのメンフィスグリズリーズとの2ウェイ契約。
あたりがNBA。
オイサージェッツ、比江島ブレックス、橋本も流出でどうなる三河?がBの大きな所でしょうか。
だいぶ話が逸れました。今日はシザースとその効果についてです。
ローポストシザースとハイポストシザースについてお話しします。
まずはローポストシザース。
今日もボールサイドの3対3でお話しします。
まずはウイング(45度にいる2番の選手)からローポストで面を作ってパスを待っている3番の選手にパスを入れます。
このあと、2番が1番のディフェンスにスクリーンをかけます。1番はそれを使って元々2番がいた位置近辺にカットします。
フリーになった1番がゴール下でボールを持っている3番の目の前に来るので、3番の選択肢は
自分の相手との1on1か1番へのパスの2つがあるので、あとはやるだけの状態です。
続いて、ハイポストシザース
3番がハイポストで面を作ってパスを待ちます。ボールを持っている1番から3番へパスを入れます。
パスを入れた1番がウイングにいる2番のディフェンスにスクリーンをかけます。
2番はスクリーンを使って元々1番がいたトップの位置へカットします。
ここからはローポストシザースと同じで、3番には1on1と2番へのパスの選択肢ができる、というわけです。
ポイントは、ボールを入れた選手がスクリーンをかけるところです。そうすることで、オープンになる選手をボールの目の前に作ることができます。これを間違えるとオープンになった選手がボールから遠くなり、活かしきれないケースが発生します。
シザースの効果ですが、ポイントでも説明した通り、ボールを持ったポストマンの目の前にオープンの選手を作ることが1つ。もう1つは外の選手がスクリーンを仕掛けているので、ポストマンにヘルプディフェンスが来ないことです。
チームによってはシザースする、しないが分かれますが、この違いはポストマンの選手の特性から来るところもあります。
先程説明した通り、シザースを使って外でスクリーンを仕掛けると、ディフェンスは中に寄ってきません。では逆にシザースを使わないと…、ディフェンスは中に寄ってきます。ポストマンがフィニッシュ能力とボールキープに優れる場合、ディフェンスが中に寄ってくれば外に散らし(キックアウト)、寄って来なければアタックする、ということを個の力に任せても出来てしまうのです。ポストでキープして餌を撒く、とでもいうのでしょうか?
シザースの理屈を理解した上で、ポストにボールが入った時の外の選手の動きを見ると面白いと思います。
それでは。