素人による素人のためのバスケ解説〜パスを受けるための動き〜
※バスケ経験者は読まないで下さい。
こんばんは。バスケットボールのバボさんです。
予告した通り、素人が説明するからこそ、分かりやすいかもしれないバスケのお話。
いきなり難しいセットプレーなんて説明しません。いいえ、そんな事は出来ません。
だって、バボさんのコーチライセンスはE -2ですから。ミニバスの引率級ですから。
しかしながら、トップカテゴリーのコート上で起きている事は、難しくも見えますが、
実はシンプルな事の組み合わせであることがほとんどだと思います。
複雑な動きの連続を、シンプルな動きに分解できるようになるだけで、バスケがより面白くなると思います。
その、シンプルな動きを小出しにざっくり、そして、質問は受け付けないスタンスで(笑)紹介していこうという試みです。
まずは攻撃の起点となる動き、パスを受けるために選手は何をやっているのか?のお話です。
今回も、App名: Basketball Coaching、デベロッパ: FIBA Europe のコーチングボードを使ってます。
まず、丸いのがオフェンス、三日月型がディフェンスとします。
1番が2番にパスを出そうとしている状態です。
立ったまま動かなければ、ディフェンスが貼り付いたままですから、パスはどこにも出ません。
なので…、オフェンスの2番はパスを受けるために動きます。大きく2つのやり方があると思います。
1つは1人で頑張ってパスを受ける動き、もう1つは味方が作ったスクリーン(壁)を使ってパスを受ける動きです。
1.単独で頑張る動き
オフェンスの2番が1人で打開してパスを受ける動きです。代表的なものとして、
相手ディフェンスを押し込んで…
ダッシュで開きます(元の位置に戻るイメージでいいです)
ほんの少しだけ遅れたディフェンスが追いつくまでの間にパスを受けます。
草バスケのレベルであれば、これだけでも十分パスを受けることが出来ます。
しかし、トップカテゴリーではそうは上手く行かない訳です。そこで、
2.味方が作ったスクリーン(壁)を使ってパスを受ける動き
が数多く登場します。沢山あるんで1回につき1つずつご紹介します。
まず、オフェンスの2番が3番の裏側に移動します。2番のディフェンスはそれなりに追走してきます。
次に、3番が2番のディフェンスにスクリーンをセットします。ポイントはセットする方向。
図の場合は、スタート時に2番が居たポジションが広く空いているので、そちらを使います。
3番は2番を矢印の方向に走らせるように、スクリーンをセットします。
しっかりスクリーンがかかると、2番のディフェンスが着いて行けなくなります。
そうすると簡単にパスを受けることが出来るわけです。
この図のように、ゴール下から外に向かってかけるスクリーンを「ダウンスクリーン」と呼んだりします。
今日はここまで。