バスケットボールのバボさんの楽しいバスケノート

バスケットボールのバボさんです

妄想Akatsuki Five

7月も終盤に差し掛かろうというのに鬱陶しい雨が続きます。

夏はいつ来るのか?夏といえば!FIBA World Cup 2019でございます。

今回は勝手に代表ロスター12名を妄想していこうと思います。

ただ挙げるだけでは面白くないので選考理由も少々

PG

富樫勇樹:国内ではNo1であることは間違いない。アンダーサイズでもアジアではその能力をいかんなく発揮できた。世界を相手にどこまでできるのか?期待

篠山竜青:目立ったスキルがある訳ではないが、バックアップガードとしての適性、ディフェンス力、ムード作り、チームビルディングにおいても不可欠な存在

テーブス海:八村、渡邊のNBA級を並べたとき、彼の持っている力はいかんなく発揮されるのではないか?という期待

SG

馬場雄大サマーリーグで負った怪我が心配だが、それ以上に期待を持てる選手に成長。特にサマーリーグでディフェンスを経験できたのが今大会に活きて来ると思う。今大会を通じて日本のエースになってほしい。

田中大貴:彼の国内のウイングでNo1のディフェンス力と、ピックからのクリエイト能力は絶対に必要。

安藤周人:シューターとして、辻選手の代役以上の活躍を期待する。ジョーンズカップ初戦で見せたクラッチタイムでの勝負強さは絶対に必要になる時が来る。

比江島慎:おおよそ20分というタイムリミットはあるものの、20分で20点以上稼ぎだす得点能力で何度も日本を救ってきた男。今回も。

SF

渡邊雄太:ウイングからゴール下まで守れる身体能力。リバウンドも取れるし、シュート力も向上している。ウイングで相手エースを潰す仕事を任せたい。

張本天傑:やはり体の強さは織り込み済み。渡邊のバックアップとして。つまり任務は重い。

PF/C

竹内譲次:八村、渡邊、ファジーカスの合流で自由を手にした日本の宝。走力とディフェンス力、ロングレンジも含んだ得点にも期待。

八村塁:いうことなし。コートバランスを見て思う存分暴れてきてほしい

ニック・ファジーカス:ディフェンスで不安が残るがそれ以上の理不尽な得点力、リバウンド力は魅力。戦術によっては控えスタート、篠山とのセット使いでもいい。

続いて、妄想スタメンは、

富樫、田中、渡邊、八村、竹内

機動力のあるメンバーでウイングのピックについてもスイッチで対応できるラインナップ。ディフェンスの強度を上げてゲームに入るのが狙いです。

特に冒険はない人選になりました、皆さんの妄想Akatsuki Fiveはいかがでしょうか?

来月が楽しみです。

〈考察〉NBAに見るBリーグドラフト制度の可能性について

※今日は、知っている人は知っている話。特にNBAに詳しい人は読む意味がありません。ご了承の上、読み進めてください。

 

BリーグNBAともにシーズンを終えて1か月ほどでしょうか。

ファイナルMVPカワイ・レナードがLAクリッパーズへ、クリス・ポールラッセル・ウエストブルックのトレードなど、ドラマティックな移籍劇を連発するNBA

橋本竜馬の北海道移籍、川村卓也三河移籍など、中々のサプライズを見せるBリーグ

そんな中、八村塁選手が1巡目9位でワシントンウィザーズに指名されたNBAドラフトのお陰で、日本の情報バラエティ番組はバスケだらけという異常事態。喜ばしいことです。

Bリーグファンには「なぜBリーグにはドラフト制度が存在しないのか?」と思っている方もいらっしゃると思います。

自分の意見は「時期尚早」です。以下に理由を書いておきます。

 

NBAではドラフト制度を導入していますが、このドラフト指名権はトレードの材料としても使われます。2020年のドラフト1巡目指名権と〇〇選手をつけるので△△選手とトレードお願い!みたいな感じです。

ドラフトとトレードは一心同体のような関係にあるということです。ではなぜトレードが成立するのか?なのですが、ここでもう一つの要素が関係してきます。キャップスペースの問題です。

キャップスペース。チームとして選手に支払える給与の上限額が決まっているNBAにおいて、保有選手の契約残り年数、オフのFA選手との契約といったときに、このサラリーキャップのスペースというのがネックになってきます。トレードによってスペースを空けたりといった細かい調整が必要になってきます。特にGM、HCの交代による方針変換や、自身の怪我などで、利用価値が低くなってしまった重い契約をどうするか?ここがGMの手腕の見せ所だったりするわけですね。

そんなわけで、サラリーキャップの問題とトレード、そしてドラフトは複雑に絡み合った三位一体の制度として成立しているわけです。

これを日本に当てはめようとした場合、そもそもサラリーキャップを導入するほどの給与水準になっておらず、この部分の成熟を待たないと三位一体の制度は成立しないんですね。

そんなわけで、選手の給与水準が上がるまでドラフトは待ったほうがいい、というのが私の意見です。

Bリーグ‘18-’19特注選手〜石川海斗〜

今季のB2リーグを語る上で避けて通れないのが、信州ブレイブウォリアーズの快進撃、完全制圧と言っていいであろう中地区優勝&プレーオフ優勝である。

勝久マイケルHCの戦術さることながら、その遂行力に歯が立たなかったB2勢。その「遂行力」の中心にいたのが石川海斗である。

得点面では仙台在籍時と大幅に変化したわけではない。強いて言えば2P成功率が41.3%→49.2%と向上し、FG成功率は39.9%と昨季と比較して2.2ポイント向上した。Bリーグ初年度から得点力の高い選手だったのでそこまで驚く変化ではないと思われる。

ポイントはアシストで5.4だった昨季から6.6とさらに向上していること。先に戦術の遂行力と述べたが、このアシスト6.6がその遂行力を物語る。

石川の特徴はピックのユーザーとしての技術の高さに尽きる。スクリーナーのセットをしっかり待って、相手ディフェンス、スクリーナー、そして自分の位置関係を、アームバーを使って「絶対に掛かる状態」になるようにコントロールする。それから仕掛けてくるので、ディフェンスは掛かって遅れるか、アンダー出して回り道するしかない。

石川のピック&ロールでリトリート(もう一度スクリーンをセットし直す)しているシーンを見た記憶がない。1発でズレを起こすためのプロセスを実行、実現する技術がしっかりしているのである。

遅れればドライブ→フィニッシュ、キックアウト、アンダーを出したらスリーポイント。この状況判断も素晴らしい。間違いなくB2のベストポイントガードである。

去就も気になるところではあるが、おそらく来季も信州であろう。来季の今頃も、被害者の会の受付が大行列になるのか?ならないように頑張れ!B2中地区!

素人による素人のためのゲームレポート〜‘18-’19Bリーグファイナル〜

特注選手の記事をもう一本…、と思ったのですが、筆休め、ということで…。

珍しくメモを取りながら観ましたのでやってみましょう。

ゲームレポートという形式は初めてかもしれませんね。

1Q

アルバルクが菊地選手を外して、馬場、田中の最大火力でスタート。

内容は互角も、カーク、馬場の連続ダンクで12ー6、残り6:02で千葉がタイムアウト

ゲームの入りで浮き足立った千葉がこの後、富樫とギャビンのハーフラインからの2メンゲームを軸に立て直す。

注目はこの時のスペーシング。他の3人がベースラインに位置することで、フロントコートの中間部分にぽっかり空洞を作る。図にするとこんな感じです。

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赤マーカーが富樫のシュートスペース、緑マーカーがギャビンがダイブするスペースです。

ギャビンのダイブに合わせるなり、富樫のスリーで終わるなりの割り切った戦法です。

昨シーズンの浅くセットされたピックではなく、しっかりと密着セットしたピックを使用する富樫とギャビンのコンビプレーを中々守れないアルバルク。このシーンは4Qで再現される。

16ー15、アルバルクリードで1Q終了。

2Q

西村でスタートした千葉に対して、ポイントガード田中で入ったアルバルク

西村のペースに田中が翻弄されるシーンもあり、千葉が3連続ゴール。3つ目は千葉待望の速攻ということもあり、アルバルク残り7:50でタイムアウト

タイムアウト明けで千葉がマッチアップゾーンのようなシステムのディフェンスに移行。さほど機能せずすぐに使わなくなる。

千葉の守備がまだ修正し切れない。戻りの遅さからドライブした田中を田口が腕を絡ませてファール。これがノーマルファールの判定となり、この試合は最後までアンスポ判定無しで進むこととなる。

ここでオフィシャルタイムアウト

オフィシャルタイムアウト明け、怒涛のオイサーが始まる。既に3Pを1本沈めていた田口が残り4:00に2本目をキャッチ&シュートで、続いてハイピックからのストップジャンパーで3本目を立て続けに決める。さらに残り2:05ローポストでボールを受けたギャビンから逆サイドのコーナーの田口へ4本目の3Pのアシストが通る。

このシーンは、千葉ビッグマンのペイントエリアでのアタックに対して、アルバルクの必ずダブルチームに行くという約束事の裏をかいたナイスプレー。しかしアルバルクはこのシステムを継続、これが試合を決める要素の一つでもある。

この間アルバルクは馬場のゴール下、ザックのステップバックスリーなどでつなぎ、千葉の反撃を許さなかった。安藤のリングへのアタックも成功し、富樫からアンドワンを取るシーンも。前半はとにかく、小島、安藤のリングへ向かう執拗な攻撃が目立った。

35ー33、アルバルクリードで2Q終了。後半へ。

ここまでで気になったのが、アルバルクのビエリツァ。この試合自体の流れについていけない印象を受ける。言い方が悪いが、この後もビエリツァは空回りを繰り返し、アルバルクの完全なる「穴」となっていく。

一方で、ここまでで登場しない選手の中で印象的だったのが竹内。ディフェンス、リバウンド、速攻参加(チャージング判定)と献身的に走るプレーが目立った。

パーカー、ギャビンがここまで、カーク、竹内に走り負けているのも気になった。(これが改善されるには4Qまで待たなくてはならなかった)

3Q

お互いスタートに戻す。ここでアルバルクが奇襲。ガードのピック&ロールからのスキップパスで竹内が3Pを沈める。直後にパーカーのダンクが炸裂するも、馬場のキックアウトから再び竹内が3P。

41ー35と差を広げる。たまらず千葉は早々に当たっている田口を投入。

しかしゴール下で田口がカークに3つ目となるファールを献上する。馬場のディフェンスを振り切れずシュートも打てなかった。

この後、この日のハイライトプレー、田中のエルボーからの右エルボーからのピック&ロール2連発が炸裂する。一つ目はマークがズレたことを確認しジャンパーで2点。二つ目はヘルプの動きを見てリングへアタック。アンドワンを取る。

これぞ田中のピック&ロールというプレーが出て、フリースローも沈めて田中はベンチへ。

ここでザック、ビエリツァを投入するが、ビエリツァが本当に機能しない。

それでも勢いは止まらず、馬場のスキップパスから安藤が3Pを沈めて残り4:31で54ー41。

この試合を通してなのですが、アルバルクのピック&ロールは2人の間のアタック以外にも、3人目に対するスキップパスがよく通っており、これがアルバルクの攻撃をスムーズにしていたと思われます。

この間、千葉の攻撃を支えていたのは原。サウスポーから放たれるフィンガーロールで連続得点。

原といえば3Pのイメージだったが、栃木戦でもこのフィンガーロールを披露しており、成長を感じさせた。(3x3の効果なのかな?と勝手に思い込んでいる)

必死に食らいつく千葉に対して、無情にも簡単にコーナースリーを沈めるザック。

1:43、ビッグゲームを左右する重要要素、リバウンドでビッグプレー。小島の2連続オフェンスリバウンドからのリターンパスでビエリツァの3Pを演出。

64ー45と一気に突き放して3Q終了。

4Q

千葉の逆襲が始める。

要因は以下の3つだと思っている。

・カークがついにギャビン、パーカーに走り負けし始める

・千葉が攻撃を1Qの富樫とギャビンの2メンゲーム&スペーシングに戻して勝負に出た

・栃木戦でも見せていたピック&ロールに対して仕掛けたブリッツがハマった

ブリッツについては図にすると

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ピック&ロールのユーザーの出口をスクリーナーのディフェンスが塞ぎます。

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ユーザーのディフェンスとスクリーナーのディフェンスで、ボールを保持するピックのユーザーを挟みます。

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このシステムで1番重要なのは上の図で、ダイブしたスクリーナーを他のディフェンスが(自分のマークマンが見える範囲で)チェックしに行く場面です。

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これがパスカットから速攻に繋がっていく感じです。

ここからアルバルクは我慢の時間帯。

〜リードが溶けていく中でアルバルクは〜

・これに試合のペースに入り切れないビエリツァもいるので結構辛い状況

・富樫とギャビンについては試合終了まで対応できなかった印象

・ブリッツについては3ポゼッション目辺りでスキップパスが通った辺りで崩せた、がしばらくシュートが来るまで我慢の時間帯。

3Qで作ったリードが溶けていく間にも一つ一つ対応していくアルバルク

残り1:56、69ー61、逆算するとここしかないタイミングで千葉が最後のタイムアウト

ここで西村との2ガードにするも、基本は富樫ーギャビンの2メンゲームで攻める千葉。

〜西村は富樫で崩せなかった時用のゲームメーカーだったと推測〜

リードを守りつつも残り26.5秒、富樫の3Pで69ー67、ついにワンポゼッション。

さらにハーフラインでビエリツァがターンオーバーも千葉がボールをコントロールできず。

ここでアルバルク最後のタイムアウト、残り16.9秒。アルバルクはバックコートからのスタートを選択。インバウンド後、ハーフラインのカークにボールが渡り、富樫がファールに行ってフリースロー

この判断は正解。なぜかこの日、カークのフリースローが大ブレーキを起こしていた。

しかし、ここでカークが本来の調子を取り戻して2本沈めて71ー67。希望を乗せた富樫の3Pは届かず、試合終了。

MVPはダブルダブルの活躍で馬場選手が獲得。アルバルク東京は平成最後、そして令和最初のBリーグチャンピオンとなりました。

ファイナルに相応しい白熱した試合だったと思います。現地で応援できた方はラッキーでしたね!

さあ明日は総決算!B2ーB3入替戦です!みんな頑張れ!

Bリーグ‘18-’19シーズン特注選手〜安藤周人〜

今季西地区で旋風を吹き起こしかけた名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

カミングス出場試合の方が勝率が上回っている(チーム勝率55%、カミングス出場試合58%)点について、個人的にはブーブー言いたいところ。ですが冒頭から脱線するのも宜しくないので本題へ。

昨季32試合スターターから、全試合スターターへ、完全に信頼を勝ち得て、エースへと成長した安藤周人。まだ今季2年目だったんですね。(アーリーエントリーは0年目でカウントしてます)それで、青学ってことは…、ウチの大黒柱、柏倉哲平と大学同期なんですね。監督交代後も安定してリーグに優秀な人材を送り続ける青学恐るべし…。

今季平均得点は14.6、昨季が8.0、堂々たる数字だと思います。

3Pシューターのイメージが強いですが、3Pライン上からの駆け引きも非常に上手な選手です。

昨季3P試投数4.4→今季6.8本と同様に2P試投数も2.5→4.2と増えています。状況に応じてドライブからリングにもアタックできるプレーヤーです。どこからでも点が取れるエーススコアラーに成長しました。3P成功率40.7%、2P成功率52%は両方とも昨季比でプラス4ポイント近い数字です。

そして、顔の割に…、体が大きいんですよね。これだけ体を作ってもシュートタッチが崩れないって、バスケ経験者なら結構驚くと思うんです。(筋トレしてシュートおかしくなるなんてザラですから。)

今のままで、いつ代表のベンチに入ってもおかしくない選手です。

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Bリーグ‘18-’19特注選手〜中山拓哉〜

今シーズンのアスフレを一通り振り返ったので、今季見た試合の中から選手にフォーカスして何人か書いてみようと思います。1人目は秋田ノーザンハピネッツの中山拓哉選手。

昨季のB2無双、アスフレ戦の大田区総合。目の前で何が起きているのか?全く理解できないうちに試合が終わっていたあの時とは違い、ある種、「我らB2の代表」としても応援していた秋田。

田口の流出、B2所属選手の補強など、外から見ていても不安だったオフを乗り越え、残留プレーオフ回避のB1残留という、Bリーグ創設以降初の快挙を成し遂げました。

その中でも目を引く「タクちゃんマジタクちゃん」と勝手に呼んでいる中山拓哉選手はなんと、B2、B1で2年連続のスティール王に輝きました。

日本人選手の中でも一際目を引く筋肉。ディフェンスもドライブも筋肉。とにかく筋肉。

フィジカルで勝てるウイングプレーヤーいないんじゃないか?と思うくらいです。

フィジカルで崩す、奪う、走る。こんな感じ。

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今後さらなる飛躍を目指すためには、スコアリング能力の底上げが鍵になってくると思います。

まずは年々確率が悪くなっている3Pを修正する事。さらにアウトステップ系のムーブの少ないので、その辺りのスキルも伸びてくると秋田の課題である終盤の得点力ダウンを補えるようになってくるとも思います。

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「どう思います?今日の張り!」とは言っていないと思いますが

来季も楽しみな選手です。

アースフレンズ東京Z‘18-‘19〜アリーナエンタテインメント〜

去る5/6のファン感謝祭「Z校」をもちまして、アースフレンズ東京Zの2018-19シーズンの行事が全て終了となりました。と言っても、プラチナ、ゴールド他、色々とまだ限定イベントはあるんですけどね。

そんなわけで、今季のチームもこれにて解散。このチームには、選手、チームスタッフ、そして楽しい時間を提供してくれたZgirls、next、そしてDJのToshikiさん、MCのUmeさんも含まれます。

シーズン最終戦ショットクロック故障からの中断が、まさかのシーズンハイライトとなってしまったteam Ume。

この間、バスケットライブの縛りにより洋楽を使えない中で音を出し続けたToshikiさん。クラブDJが主であるToshikiさんにとっては中々難しい、というより歯痒いシチュエーションだったのではないでしょうか?ただそこはプロフェッショナル。そんな縛りを感じさせない時間でした。

(Umeさんに言われるまで気づきませんでしたから)

そして、逆転ムードの会場の熱気を練りに練り上げたUmeさん。復旧作業の進捗、目の前で起きる鳩と名古屋(?)の怪鳥「初代リードくん」の交流など、様々な情報が錯綜する中で、ユーモアに富んだ言葉を選ぶ。

改めてすごい2人にお世話になっている事を実感する出来事でした。

プレシーズン〜シーズン序盤に登場した「Zバズーカ」何かを期待させるような実験もしてくれました。

今季を語る上で外せないのは「Z-nation」というオリジナルのアンセム。シーズンを消化するにつれてどんどん盛り上がるようになってきました。Z-nationがかかると「これからゲームが始まる!」という気分になるし、コート上の選手と一緒に戦おうという気持ちにしてくれる。本当に素敵な贈り物でした。

 

 

そして、Zgirls、Zgirls next。

Fukaさんがディレクター専任になり迎えた初めてのシーズン。

今シーズンはついに昨季のZgirls nextからMomo さん、RisaさんがZgirlsに。

代々のZgirlsメンバーが活動を続けてきた成果が形になったと思いました。

そして初披露となった豊橋でのアーリーカップ

準備を終えて、試合前にロビーで会ったFukaさんの表情が不安そうでした。

そして試合直前、ゴール支柱の裏で待機している新生Zgirlsのもっと不安そうな顔。

そして…、あの不安な顔は一体なんだったのでしょうか?

コートに出た瞬間、そこにいたのはいつものZgirlsでした。3人の新メンバー、Kyokaさん、Yuiさん、Yukinaさんもいい顔でした。

ある意味、Zgirlsにとってもターニングポイントとなるシーズン。

彼女たちはしっかりとした回答を会場のバスケファン、そしてコートサイドに座っていたボールと太陽のお面に突きつけてきました。

 

さらにZgirls nextのレベルの底上げがパフォーマンスの完成度を上げていきます。

Fukaさんのつけたコレオの要因もあるのかもしれませんが、

従来のスピード感とキレのあるパフォーマンスに加えて、「伝える」部分が強くなった印象です。

nextがZgirlsに「着いて行く存在」からZgirlsを「下支えする存在」に変化したシーズンだと思います。

 

総じて何が言いたいかというと、

今までで1番、完成度の高いZgirlsだった、ということです。

 

以上のメンバーが最高に幸せなホームゲームを作ってくれた事、心から感謝申し上げます。

全員に、とはいかないと思いますが、また来シーズン会いたいと思うのはわがままでしょうか?