2018年3月10日 東京羽田ヴィッキーズ最終戦〜瀬崎理奈選手引退試合〜
2月の末、突然の知らせに驚いた。
「瀬崎理奈選手引退のお知らせ」
テキストで流れ込んでくる情報と、先日試合会場で観たプレーのキレとの間にあるギャップに、そのニュースを受け入れるのに時間がかかった。
発表から引退の試合まではあと3試合あった。
元々最終3/10はアスフレと共催だったのも手伝ってチケットは押さえてあった。
「1日2試合見れるぜやっほい!」というお気楽な気分ではいられなくなった。
試合前のアップ中、「今日が最後」というしんみりムードはなく、いつも通りの選手たちの姿がコート上に溢れていた。一言で言うと、笑顔いっぱいだ。
巳唯選手と瀬崎選手はいつもこんな感じ。仲良し。
ラントレも楽しむ。
笑顔がいっぱい。この笑顔からエネルギーをもらっているファンが多いはず。
楽しそうだから応援したくなる。それが東京羽田ヴィッキーズの魅力だと思います。
今シーズン撮った中で、これが1番ヴィッキーズを表している写真かな?
一丸で戦うぞい!って言う感じ、好きです。
肝心の試合ですが、ヴィッキーズ敗戦_| ̄|○
日立ハイテクのボールへのプレッシャー、凄かった。
それでもオフェンスを引っ張ったのが本橋選手と瀬崎選手だったと思います。
突破型の本橋選手、球持ちがよく視野も保てる瀬崎選手。2人で作っている時間は食らいつけていたと思います。
1Q終わり際、ゲームが壊れる点差から引き戻す瀬崎選手の二連続スリー、シビれましたね。
現役最後の得点はこの2本目のスリーとなりました。瀬崎選手らしいクイックスリー。美しいフォームでした。
コートイン時、ヘアバンドをつけて戦闘モードに入る瀬崎選手
話しかける時も笑顔で。
ボールが入れったら真剣そのもの。
最後まで、瀬崎選手らしくコート上を駆け抜けていました。
試合終了後は引退セレモニー。そこまでしんみりとしなくて良かったです。
今シーズンから、ヴィッキーズの開催を中心にWJBLをライブ観戦し始めましたが、
◆スピード感
◆緻密なナンバープレー
◆そこから作り出すオープンスリー
◆キレキレのドライブインからのレイアップ
そして
◆ドリブル技術の高さ
本当に魅力一杯なWJBLです。今まで見てなくて損してましたね。
リオ五輪での活躍、アジア杯3連覇、ユニバーシアード準優勝と女子バスケは世界的にその地位を築き始めています。
その基盤となるWJBLは魅力的なコンテンツのはずなんだけど、知る人ぞ知る存在になっているのかな?
もっと見にきた方がいい、世界に通じる日本の女子バスケの強さの秘密を肌で感じることができる
。
バスケットボールのバボさんはWJBLを(勝手に)応援します!