審判批判って?
こんばんは。バスケットボールのバボさんです。
書こうか書くまいか…、悩んだ末に書き出しています。
審判批判はなぜ起きるか?についてです。
◆「結局なんだったのかが観客に伝わっていない」ケース
多くがこれに尽きると思っています。
不可解なコールについて、コート上ではコールされた選手とコールした審判員の間では質疑がもたれ、お互いの間では納得、解決しているケースがほとんどではないでしょうか?
しかし、試合中の会話はコートサイドの観客ぐらいしか聞こえてきませんから、大多数の観客にとって、「?」が取れないまま試合が進行します。これの積み重ねが最終的に「あの審判さん何なの?」に繋がるのではないでしょうか?これについては自分も含め、観客の目を鍛えていくことでしか解決しないと思います。
◆突如くる「テクニカルファール」
これは最近、見れば見るほど難しさを感じてます。試合ごとなのか、担当審判の個体差なのか、トリガーがどこで引かれるかがマチマチな印象を受ける今日この頃です。とはいえ、審判員もその日の気分で笛を吹いているわけではありませんから、きっとコミュニケーションエラーの積み重ねなのだと、自分の中では着地させています。
◆審判の技量って?
Bリーグになって元NBA経験者が随分と増えてきたように感じます。急激な競技レベルの変化に、審判員が追従できているかと言うと、悩ましいところなのではないかと推測します。
高さ、スピード、フィジカル…、全てが今まで吹いてきた審判経験を超えてくるわけです。
例えば横浜のサビート選手のようなサイズの選手のプレーを判定するとなると、高さの未体験ゾーンに突入してしまうことは容易に想像できますよね?
審判員は試合ごとに準備と振り返りを繰り返し、自分の笛にフィードバックをかけ続けていますから、いずれ追いつくことは間違いないでしょう。
今はその過渡期であると捉えています。審判の技量が追いつけば、コート上の「?」も突然のテクニカルファールも減少すると予想します。
◆ルールの狭間の時期
「トップリーグはゼロステップ採用、高校生は4月から」など現在、カテゴリごとに適用されるルールが違うという状況も、微小でしょうが、影響しているかもしれません
◯最後に
「今の判定はおかしいんじゃないの?」という意思表示は、審判のためにもあっていいというのが個人的な意見です。振り返りの対象になる確率が上がるからです。
ただし、あくまで批判、指摘。くれぐれも感情的になって侮辱、誹謗中傷などは決してなさらぬよう。
審判さんも社会で働き、家族を持つ人間ですから。
それでは皆さん御機嫌よう。