バスケットボールのバボさんの楽しいバスケノート

バスケットボールのバボさんです

アースフレンズ東京Z‘18〜’19〜高山師門〜

Bリーグになって3季目、NBDL時代から数えて5季目、全てのプロキャリアをアスフレで過ごしてきた高山師門。勝負所のリバウンドとエンドラインでのジャンパー、ターンからのフェイドアウェイで得点を量産したBリーグ1年目、P&Rを軸に据えたバスケに取り組み、プレーの幅を広げるべく苦闘した2年目を経て、Bリーグ3年目に、彼は何を見せてくれたのだろうか?()は前季スタッツ

57試合出場(60)、平均26.7min(19.1)、平均8.3点(6.5)と安定した数字を残してくれました。

ファンの皆さん、少し「あれ?」と思うかもしれません。

皆さんの中では上記の数字以上にインパクトが残っていませんかね?

少し切り口を変えます。シモンがカモンした試合=2桁得点試合として、その試合数をカウントすると

17カモン(12カモン)で前季比141.6%でした。

さらに、カモン試合に限ると、勝率が53%(42%)になり、今季勝率の37%(33%)を16ポイントも上回るという結果が出てきました。高山師門がいかにZの魂であるかが数字にも出ています。

ディフェンス面では、外国籍のウイングプレーヤーを相手にする場面でも、足とフィジカルで頑張ってくれましたし、欲しいところのリバウンドを取ってくれる嗅覚も健在でした。

攻撃面ではドライブ→レイアップでの得点が多くなった印象です。リングにアタックする姿勢を感じる局面が増えました。さらに、スリーポイントを打つことに対する抵抗感が減ったように思います。

ここまで取り組んできた事が、オフェンスの引き出しとして身についてきている事を感じさせてくれた1年でした。

来季はさらにスリーポイントライン近辺での駆け引きの材料が増えると、相手チームからすると厄介な存在になれるかもしれません。

キャプテンとして常にポジティブに前を向いてシーズンを走り切ってくれました

(ポジティブすぎて時々心配になりますが)

何はともあれ、今季もお疲れ様でした。