バスケットボールのバボさんの楽しいバスケノート

バスケットボールのバボさんです

アースフレンズ東京Z‘18-’19〜柏倉哲平〜

今季のアスフレはこの男なくして語ることはできないであろう。

テツ、おコゲ、テッペーちゃん、ワグラー。ニックネームがこんなに固まらないのもこの男ぐらいであろう。

高山師門と双璧をなす「Zの魂」と言ってよい大成長を遂げた柏倉哲平。

今季は昨季、惜しくも届かなかった全試合出場を果たし、58試合でスターターを務めた。

平均PTも3分伸ばし、32.1min、平均得点9.2、3P成功率は32.6%と若干落としたが、2P成功率が47.3%と昨季より8ポイント伸びている。これはピックからのリムアタック機会を逃さない判断力とフィニッシュ力がついた結果だと思っている。最終戦のあの逆転フィニッシュは凄かった(名前忘れた)。

特筆すべきはアシストとターンオーバーで、昨季平均4.7アシスト、2.1ターンオーバーに対して今季は5.3アシスト、1.6ターンオーバーである。出場時間が伸びてターンオーバーが減っているあたり、成長の結果が数字に表れている。

シーズン序盤こそ、山本エドワードなどのカテゴリの中でもトップクラスのガードのプレッシャーにハンドルが怪しくなる場面も散見されたが、終盤になるにつれどんどん改善されていった。自信がついたのもあるのだろう。

中盤からのセットになった、久岡幸太郎とのツーガードは、高山師門の3Qで見せる連続シモンカモンと並ぶアスフレの新名物に成長した。アップで見せる双子ドリブルも面白かった。

頼もしい司令塔に成長したテツ。

(油断していると上のカテゴリから刈り取られるのでフロントは死守して欲しい。)