アースフレンズ東京Z‘18-’19〜ジャマール・ソープ〜
青天の霹靂という言葉がこんなにぴったりと嵌るような出来事は、人生でもそうそうないのではなかろうか?
ウィル・クリークモア契約解除の直後に発表されたジャマール・ソープ(以下JT)の加入発表。
驚きと同時に湧き上がる納得感。チームの課題がなんだったのかを、ここまで明確に表現したロスター変更は今までのアスフレではなかったかもしれない。(不可解なものは多かったが)
ディフェンスの機動力向上、攻撃力の維持、トップカテゴリで戦ってきた経験値。
特にコート上でのハドル。何を言っているかなんて聞こえない。けどあの輪の中で彼が発するエネルギーは、他の4人に大きな影響を与えたはずで、それがなければ最終戦の逆転劇もなかった。
とにかく戦い抜いて勝つ。この意思を体の外に表現できる選手だった。
加入後は左手の怪我に悩まされた。右手一本で試合していた日は見ていて辛かった。
それでも平均17.7点という活躍を見せてくれ、リバウンドも平均9.9、もう少しでダブルダブルのスタッツを残せた。残念。
できれば年間通してチームにフィットしたJTを見たいものだが、どうなるか?