これからの日本バスケを担う人材〜今季はこのチームに注目?〜
タイトルからして「まだワールドカップ終わってないよ!」というツッコミが聞こえてきそうですが、ワールドカップが終わるのを待っているとBリーグがすぐに開幕してしまいますので、敢えてこのタイミングで。
国内で開催された強化試合、日本ベンチの後方にいた人物。
ドウェイン・ケーシー氏?いや、違います。そっちじゃなくて。
勝久ジェフリー氏、藤田弘樹氏、少なくともこのお二人は確認できました。
アンダーアーマーのウエアを着用して、日本代表のコーチングスタッフとして帯同しておりました。
この中から、藤田氏は本大会でベンチ入りしてベンチ内で通訳としても活躍しておられました。
このように、代表のサポートコーチともなるとS級ライセンス保有者が当たり前になってきます。
(両氏ともB1でHCの経験があることからの推測ですが)
この2人(以外にもいたかもしれませんが)は、世界的に実績のあるラマスHCのバスケを近くで学ぶ機会を得た、とも言えます。
このように日本の若いコーチングスタッフがラマスHCの下で仕事をする構図というのはアジア予選の頃から始まっていました。
アジア予選の時、代表のベンチにいたのは、前田顕蔵氏。今季からHCとして秋田ノーザンハピネッツを指揮します。
前任のジョゼップ・クラロス・カナルス氏の激しいディフェンスを踏襲しつつ、彼がどのようなバスケットをコートで表現するか?特に昨季の課題であったバックコート陣の得点力をどのように解決するのか?そこにラマスHCの下で学んだ事はどう反映されるのか?
日本バスケがこれから向かうのはどこなのか?それは19-20シーズンの秋田ノーザンハピネッツが教えてくれるのかもしれません。
そして前述の2人も再びBのコートでHCとして指揮を執る日が来るはずです。この2人にも注目ですね。